元極功法元極, 元極功, 新宮, 日之本元極, 気功, 気功教室, 特別講座, 蓮花山, 龍穴

私は元極功法を始めて3ヶ月目に、
その普及基地である蓮花山に初めて行きました。
そして戻ってくるとすぐに、自分の竅穴が
どれぐらい出来上がっているのか、
その大きさが判るようになりました。
蓮花山は修錬者にとって(一般の人にとっても)特別な所ですし、
特別講座が開かれる年5、6回の時は、
特別に気の場の強い刻(とき)な訳で、
その時に特別な功法を授かるわけですから、なおさらです。
現在、蓮花山は特別な所ではなくなってしまいました。
その場所にあった七つの龍穴は全てなくなり、
高山新宮に移動させられました。
今修錬をしている皆さんにとって特別な所は、
ここ日本の高山新宮で、
特別な時とは日之本元極で開催される特別講座の刻(とき)です。
蓮花山から戻って2ケ月ほどすると、
講師になるようにとの依頼があったので、
軽い気持ちでそれを受け、
元極を始めて5ヶ月で講師になったのです。
今から思うと、冷や汗が出るようなことでした。
講師になってしばらくすると、
他人の竅穴のでき具合も判るようになっていました。
しかし、自分の教えた人たちの竅穴は観るものの、
師や先輩の竅穴を観ることは一切しませんでした。
それは、師については、恐れ多いことだと思いましたし、
先輩について言えば、
それをすることは失礼なことだと思ったからです。

生き方1日3個, 元極, 元極功, 日之本元極, 気功, 気功教室, 甘え, 育て方

10年ほど前、高山市宮小学校の田中校長先生が、
「がりゅう通信」の中で、二年前のある講 演会での
お話を紹介してみえます。

『「私の妹はとっても可愛い三つ子です。

それでお母さんは毎日朝から晩まで赤ちゃんの
お世話で大忙しです。
だから私は少しでもお母さんが楽になるように
自分のことは自分でしっかりやったり、
お手伝いしたりして頑張っています。」という内容の
「私の妹」と題 する作文で、ある三年生の女の子が
文部科学大臣賞を受賞しました。

東京での授賞式の帰路、お母さんが

「すばらしい表彰式だったね。実はお父さんから、
ご褒美に何でも買ってあげなさいと
お金を預かっているの、何がほしい。」と聞きました。
暫くして「何にもいらないよ。」と女の子が応 えました。
「遠慮しなくてもいいんだよ。何でも言ってごらん。」
と再び聞きました。
しかし、「本当に何もいらないよ。」と相変わらずの返答です。
新幹線からバスに乗り換え、降車する近くになって初めて
「お母さん、おんぶして」と囁(ささや)きました。

さて、家に帰って、赤 ちゃんを寝かせた後、

お母さんは娘をおんぶして近くの公園へ散歩に出かけました。
暫くすると、お母さんは首筋に生暖かいものが流れてくるのに気づ いたそうです。
そして、お母さんは、
「ごめんね、ごめんね。」と娘を抱きしめ、
親子で泣き合った。』

と、いった内容で す。

最近、自閉症などのお子さんやお母さんと、

ご一緒することが多く、
子供への接し方について考えることも多々あって、
胸を打たれたお話でした。
むやみに何でも買い与え、『甘やかす』のではなく、
本当の意味で子供が甘えなければいけない時期に
しっかりと『甘えさせて』あげたいものです。