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高山にある日之本元極新宮修錬舎には
「元極気功教室」と看板を出しています。
師である張志祥先生は、
「元極功法は気功法ではない。」
とおしゃって、厳しく気功と呼ぶことを戒めました。
10段階ある中国元極功法は、
その最初のレベル「混沌初開法」のみが気を扱う気功法であり、
その上の段階では元光や元音を扱う功法となっている為、
元極功法全体を気功法と呼ばせなかったわけです。
日之本元極でも、「鴻蒙済判法」に当たる「階ふた」功法や
「人天交会法」に当たる「階み」功法以上は、
純然たる気功法ではありません。 
しかし、元極功法を普及する為には、
一般的に気功すら認知されていない中で、
「元極功法」と言っても誰にもわかっていただけない訳です。
そこで、元極功入口である気功法レベルの「気」のみを扱う
(気を取り入れ、身体の中を巡らせる。)段階の
「階む」功法を、「敲門(こうもん=門を叩く)」講座と呼び、
気功教室にしたわけです。
その後にくる「入門(にゅうもん=門に入る)」講座
=「階ひと」は、取り入れた気を基にして、
更に精妙な元気
(元極功法では、世間一般で言っている「気」を「元気」と呼んでいます。)
を生成する段階になります。
更にその上に存在する元光、元音を扱う段階に達する者は、
物質を超越するような段階になる為、
超能力と呼ばれるような力を獲得出来ますが、
そこに達するのは容易な事ではありません。
まずは、敲門し、入門して「徳」と「功」を積むことです。