220226 宿命を生きる マスダヨウブン
2022年1月4日午前十時に、私は突然の病に倒れました。
病名は「大動脈解離」による心タンポナーゼ。ショック状態となり高山赤十字病院から岐阜大学病院まで救急車で移送後、緊急手術(胸部大動脈の人工血管置換術)を受けて一命を取り留めました。
救急を担当してくださった医師からは「お亡くなりになる可能性が高いです。」と何度も繰り返して説明があったそうですし、緊急手術をご担当くださった医師も「いつ死んでもおかしくないのに、この方は幸運にも生きている」と話されたそうです。幸いにも私は、意識を失っていましたので、この緊急性や切迫した状況は全く覚えてはいません。
緊急手術後の私の経過はすこぶる順調のようで、1ヶ月の入院期間の予定を2週間繰り上げて退院させていただけました。とはいえ、緊急処置や手術のために、麻酔の時間が長かったこともあり「脳梗塞の発生」や「せん妄状態」からなかなか抜け出せずにおりました。最近になって、ようやく仕事を再開する気力と体力が戻ってきた次第です。
健康が自慢で、気のエネルギーが満ち満ちていて、医療に罹ったことがない。これが私の自慢でしたが、今ではどっぷりと最新の医療のお世話になっております。もともと、私の家族は総じて高血圧でしたし、母親も胸部の大動脈の破裂が原因で死亡したようです。200/100程度の血圧値を常々承知していたのですが、何の不自由も無く活動してきたので、気にもかけずに生活をしてきたのです。
先日の雨水特別講座の折に参加した受講生が「先生の横に神様がおられて、支えておられますよ」と伝えてくれました。それを傍で聞いていたババタヌキが「あれほどフラフラしていて、バランスが悪いのに、決して転ばないし倒れないのは、神様の支えがあったからなんですね。」と深く納得していました。
その時に、スクナヒコナの神から「人の寿命」について、お話しが降ろされましたので、皆さんにもご紹介します。
*********
人の寿命というのは、その人の努力によって長らえて生き抜くことが出来るように設定されています。特に貴男は、人の世のために生きて働く宿命が与えられています。貴男の師である張志祥は、肉体の命は極めて短かったのですが、早々に神上がって無形の空間からあなた方を導く仕事を与えられました。
貴男の場合はこの世の中で肉体を得て、与えられた肉体を養生しつつ生きて働く事が許されています。さらに、張志祥をはじめとする元極功法の掌門人の神々にも守られています。貴男は、これらの神々の守護を受けて生きるからには、この支えに対して恥じないような賢明な生き方をしなければ成りません。与えられた肉体と生命を精一杯輝かせて活躍することを願っています。
今年に入ってから、貴男の支えとなっている神々をはじめ、周囲のさまざまな「情」に対しても応えていくような気高き生き方を切望します。
*******
「人の寿命は努力によって長らえることが出来る」この言葉を肝に銘じて、今後の生活を改め、食事にも気を配り、心身の安定に心がけて賢明に生きることを誓います。私を根底から支えてくれた元極功法の修練は、今後の希望の光であり誇りです。