祝詞 4
世が下るに従って、人々の不純な思いが祝詞に入り込み、
願い事などを奏上するようになったのではないでしょうか。
そうした背景から考えれば、
祝詞をのりあげる時は、自らがこうなりたいとか、
このようにして欲しいとかというような思いで 宣るのではなく、
純粋に感謝の念だけを届けようとする
行為と思いだけが必要だということです。
大ばばたぬきがすごいのは、祝詞を宣るときに、
何も求めず只ひたすら宣り続けているからです。
なかなかできないことですが、
みなさんも今後はそんな思いで、
祝詞をあげるようにしてください。
そうすれば、自ずからその周りが良い気に溢れるようになるのです。