病と臭い 3


神からのお話を聞いて、私は考えました。

もし臭いをいろいろ分類して、数値化することができたなら、

病の初期にそれらを発見し、病気の予防ができるだろうに。

昔は不可能だと思った味についても、

甘い、辛い、塩辛い、酸っぱい、苦いなど

いろいろ感覚で分類することができますが、

今では糖度計とか食味計とかができて、ある程度数値化により、

機械で食物を分類することができます。

臭い(匂い)についても、それはいずれ可能では無いでしょうか。

ところが、もし臭いが数字化されデータ化された場合に、

危惧することがあります。

それは、医者がデータばかりを診ていて、患者を見ない。

コンピューターの画面だけを見ていて、

数字をみるばかりで患者を診なくなる。

それが加速する危険性があることです。

昔の医者は、もっと患者をしっかりと見て診て看ていた。

臭いも嗅いでいた。

肌にも触れていたと思います。

医者が自分の判断で患者の病を見つけることが、

そして完治に導くことが本当の医療では無いでしょうか。

そう思っていたら、神からお話がありました。

*****最近の医者の勉強量はたいしたものです。
それは、データ化された数値を学ぶ勉強量が膨大なので、

その努力はたいしたものです。

とんだ所を褒められたものですね。