チベット特産の薬草
チベットは高地であるが故の特殊な薬草が産出されています。
先日も御紹介した「紅景天」や、「蔵紅花(サフラン)」です。
写真の「蔵紅花(サフラン)」は、たった1グラム。
水の中に五、六本入れておくだけで、真っ黄色に水は染まります。
消炎・抗菌作用もあるので、
原因不明の感染症の治療にも用いられているそうです。
蔵紅花は子宮に節律性収縮を起させ、
子宮の緊張性と興奮性を高め、冠状動脈に拡張効果があり、
腎炎、腫瘍の治療にも著しい効能があります。
他に鎮静、鎮痛、通経作用があるとのこと。
紅景天については、以前「生春」のときに、
書いた記憶があります。