『達磨大師の神』より 24


易筋経と洗随経とは ?
達磨大師に伺います。

易筋経と洗随経とを二つに分けたのは、どうしてですか?


洗随経が先に出来上がってきました。

けつの骨が痛くてたまらなくて、骨を和らげることを考え始めました。

そして、それが上手くいったのに、尻に肉が無くては、固まったような、

こりこりしたような肉では、全く痛みが変わらぬことが分かったので、

易筋経を創ろうと思い、出来上がりました。
しかし、この二つが切っても切れないような存在だと気がついたのは、

随分後のことです。

それは私が座るのを止めて動き始めたときに、

身体を動かすときの仕組みの中で、この易筋経と洗随経とは、

切っても切れないものだと気がついたのです。