『達磨大師の神』より 18
静功は、そもそも特定の場所にエネルギーを凝縮し蓄積することで、
竅穴を構築する目的でありましたが、それだけでは無く、
上記のことによって、身体の各部の必要とするところに、必要なエネルギーが届いていくという点で、
動功と同様の、いえ、寧ろより有効なエネルギーの届け方が出来るようになりました。
もちろん、だからといって静功だけで、すべてが解決するわけでは無く、
あなたが創った動功の効率的な効力と、洗随経と易筋経も働くことで、
動功も素晴らしく巧みに構成されて効果が上がっています。
静功を持ってしても、エネルギーの補給と身体への作用も
同時に併せ持つことを伝えておきます。
かと言って、オールマイティでは有りませんから、
精神的な問題の解決までは難しいと思います。
達磨が座禅を座り続けて、功が成就したように、
静功も座り続けて、願いが叶うように変化しているのです。