『達磨大師の神』より 6
骨には、血液を作る働きがあります。
血液をよく循環させ、血液で骨を作って活性化し、骨で血液を作る。
元気になった骨で、赤血球等の血液の細胞を作るわけです。
けれど、その骨を、きちっと活性化するというか、
維持するためには、血液をそこに循環させなくていけない。
つまり、骨と血液というのは、相互作用があるのです。
洗髄経によって骨の状態を清浄に保ち、
血液を循環させた後、筋力のトレーニングを図りました。
易筋経により活力を与え、健康に保つ。
骨ばかりではなく、筋肉、腱、筋に至るまで、
よくよく気のエネルギーを流し、そして、活力を得た健康な血液を、
気のエネルギーをもって巡らせ、流していきました。
常に、病となるべき要素を取り除くのです。
巡らせて、取り除く作業を、意念の力によって実現し、
わたくしは健康を維持しました。
易筋経により、筋の力を最大限に生かすべく、
常に新しい血液を送り込み、悪いモノを取り除く、
体力の活性化を、常時心掛けて、エネルギーを巡らせたのです。