安徽省の神 華佗より 4
安徽(あんき)省亳州(はくしゅう)市では、華祖庵、華佗記念館、華佗像、
そして漢方薬薬材市場の見学を計画し、
出来たら華佗五禽戲(華佗の創った気功法の一種)の伝人にお会いしたいと
旅行社を通じて交渉して戴いていました。
1ヶ月半ほど前から依頼していたのですが、
お会い出来る返事をいただけたのは、到着前日の事でした。
まず、華佗記念館で華佗の神よりのお話です。
よくぞ、この地に来てくださいました。
既にあなたは、私が授けた力をもって施術を続けてくれていますから、
今さら私の持っている力の中で渡すべきものはありません。
しかし、私が育まれたこの大地のエネルギー、
そして、この大地で私が生きていたときに経験した様々な事例、様々な対応など、
そこに生きて働いてきた対応力を、
つまり実際的な私の力を、あなたは持ち帰ってください。
それこそ無形の力であり、有形の肉体に直接的に働きかける大きな力になると思います。
今から、上黄庭に伝音してお渡しします。
私の力もさることながら、この博物館には私をも上回る力を持った神々、
すでにあなたを助ける役割を得て、神となって、
あなたの功法を手伝っている神々が居ますので、
その力も持ち帰りなさい。
私だけのことではなく、中国の本草から様々な施術、
様々なエネルギーの力も持ち帰ってください。
さらに、この地方には、中華の大地がはぐくんだ漢方薬が集まってきています。
(亳州市にある漢方薬薬材市場では、
中国で流通する漢方薬の約10%が、取引されているそうです)
私が、ここで果たした役割の一つは、この地の漢方薬に集約されています。
これらの漢方薬の力も、持ち帰ってください。
(今までにも、李時珍の神などから頂いた薬の効能は、
「天のまなみ」や「点竅通経秘薬法」等に、無形の形で活かされています)
すべてをお渡しします。下黄庭に収めてください。