「達磨大師の神」と話す 3
少林寺拳法の舞台をみて
## 少林寺拳法のショーが始まると、下丹田、下黄庭にエネルギーが 充ち満ちてきました。
ショーの公演中は、其の昔の少林寺のエネルギーをあなた方にお届けします。
今から見るのはショーですから、あなた方には昔の健闘していた僧侶たちのエネルギーを届けます。
このエネルギーがなければ、この少林寺の拳法は成り立たないのです。
現在では、ただただ形だけの真似事です。
拳法どころでは無くなっています。決して形が大事ではありません。
右手を使った拳法です。
右手から放たれる気のエネルギーを、左手を通じて全身に巡るような動きになっています。
右手で受け取って、左手に流す、そして全身に巡らせるのです。
両足からも、百会からも、天地のエネルギーを受け取りつつ、
右手で受け取って、左手で放つことが起きています。
その時に、同じくして下丹田、下黄庭にエネルギーが聚積されるのです。
受け取ったエネルギーを、自分の気で倍増させて相手に放つ。
その気のエネルギーの威力で相手を倒す。自分を防御する。
その気のエネルギーの鋭さによって相手を倒すので、接触しなくても倒せるわけです。
無形の気のエネルギーのやり取りによる拳法であったわけですが、
それが出来なくなったので、武器や身体を激しく動かす武道に変化してしまいました。
右半身と左半身が別々に動く。
そして、対角線上に気が動きます。