「達磨大師の神」と話す 12
易筋経とは
易とは、交易というように、行き交うようにするということだから、
筋肉中の流れを良くする、血脈をよくして、流れを良くするということで、
達磨さんは、物質的なところから始まったのだけれども、
筋肉、骨の両方を緩めて流す実践している内に、
それだけでは駄目で、無形の気の流れを良くしなければならないということに気がついて、
そこのところも同時にうごかしていたということですか?(増田の考え)
骨が痛いので、骨を動かしても治らず、骨やその血肉を動かしても治らず、
それではどこを動かすと良かったのかというと、気持ちを動かすと気が動いて、
血肉も軟らかくなることが発見されました。
ですから、肉体を和らげるのは、まず物質的な血肉を動かすだけでは出来なくて、
気を使うことが極めて有効であると判りました。
わたしは、動くこと、立ち上がることをしないで、
ひたすら座り続けたので、見つけ出し得たことだろうと思っています。
(増田の意見)
20年前より、私が提唱してきた
「意(i)が動くと、気(ki)が動き、その結果、血(chi=物質としての肉体)が動く」
という事が、実証された思いです。