「達磨大師の神」と話す 13
訪中している間、達磨大師の神が、何度も何度もしきりに
「肉を食うな。肉はいけない。沢山食べるな。」
と繰り返されました。
どうして肉がいけないか、食べ過ぎてはいけないのかを問うてみました。
達磨です。
肉はどうしていけないのか?
様々な意見が ありますが、私はこう思うのです。
何年も、ただひたすら修練をしていたときのことです。
弟子が肉を運んできたので、致し方なく食べたのですが、
そうすると、この肉の嫌な顔が目の前に出てきました。
私が食べたのは、猛獣の肉でしたから、
その顔が目の前に現れました。
そして、私に語りかけるのです。
「喰われたくなかった、喰われたくない。」と・・・・。
つまり、猛獣の肉などは、意志をもっているのです。
「もっと生きたかった。なのに、殺されてしまった。おまえには喰われたくは無い。」
と、語りかけてくるのです。
そういう話をするのです。
肉には、生きていたときの意識があり、意識は無形のものです。
その無形のものは、影響は及ぼさないのが通常ではありますが、
猛獣たちの細胞の一つ一つには意識があって、
自分の骨肉を食べられたくは無いという意識を持っているのです。