病・怪我を治すということ 1
電化製品や自動車の故障を直すには、
悪い部品の交換をして修理は完了します。
それで何ら問題なくその後は使用出来るようになります。
ところが人を含め生体では、そうは簡単に事は済まないことが多いのです。
臓器などの一箇所の働きが衰えて、それを補うということは、
そこだけ見れば極めて有効ですが、すべて丸くなる、円滑に事が進むためには、
欠点と思われる一つを治しても難しいのです。
怪我についても、その影響が全身に及んでいることを、現代医学は知りません。
小さなものはいざ知らず、怪我の箇所、
一つを治したところで完全に元には復帰しないのです。
その現代医学の盲点となっているところを、日之本元極の功法が補い、
そして人の身体が、すべてが統括された肉体であり、
システム全体として円滑に機能してこそ、健康な肉体であるということを、
世の中に示して、知らしめなければなりません。
一点専門主義という現在の細分化された医療は、
方向性として真逆に進路を取っているとしか思えません。
癌が一箇所にあって、その癌を取り除いたからといって、
そのことが身体に与える影響は極めて大きく、
一部分を切り取ったからといって、そこのみでなく全体に影響が及び、
肉体あちらこちらでがシステムとして機能しなくなるのですから、
現代医学の切り取って治そうという方法は、
正に「木を見て森を見ず」的な遺憾な手法と言えます。
シグマDP2メリル