ステロイド 20

膠原病と六気 3

これは医学的にも対応策として、冷やしたり、暖めたりすることが治療法となっているので、

ある程度分かっていることだと思います。

この認識できる許容量の狭さですが、これは環境が定着してしまう例(冷暖房などによって、

人工的に環境を変化させる)と、家系としての遺伝によって、

許容できる範囲が小さいということもあります。

また、民族的に持っている遺伝的要素もあるわけです。

遺伝的な性質と、大事にしすぎる生活環境とが相まって、すこしの寒さに耐えられず、

すこしの暑さにも耐えられないような人々が増加してきているということが、

アレルギーや膠原病を、加速的に増加させている要因ともなっています。

それでは、どのようにこれらを解決したらよいのでしょう。

これらの症状を訴える人達は、圧倒的に元気が消失しています。


腎気が、暑さ寒さの調整役をしているわけですから、

これが十分にできるならば、冷えても身体を温めるし、

暑くても身体を冷やす、そういう調整が出来るわけです。

### 注:講座の中でも再三、腎臓の機能(無形の腎臓)をお話ししています。

1)排泄機能

2)生殖機能

3)暑さ寒さを感じ、調整する機能

4)骨を司る

5)脳の働きに関係する

6)聴力に関係する

7)髪の毛に腎気が反映する

しかし、これらの人達には元気が圧倒的に少ないので、

少しの変化が病気の悪化原因になってしまいます。

ですから元気をまず補うことで、人の身体の生きる抵抗力の幅を拡げてやることが

きわめて大事な対応策だといえます。

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Posted by masuda