ステロイド 13
膠原病のメカニズム 4
それなら乾いた所に住めばよいのかというと、そうでもありません。
風土が乾いているということと、身体が乾くということは、また別の問題です。
ふつうの生活をしていて、細胞にたまった水分が排泄できないのは、
やつれた免疫環境や、やつれた身体の快復力しかないからです。
しかし強すぎる免疫反応が作用すると、水分を含んでぶよぶよになった細胞は、
また炎症を起こしていきます。
この炎症によってトラブルが現れてくるのが、アトピーや膠原病の症状です。
水分を含んでぶよぶよになった細胞を見つけて攻撃する。
それによって炎症が起きる。
炎症が起きてステイロイドが働いても、働いても、
水分を含んだ細胞は依然として存在するので、攻撃は収まらない。
よって身体の炎症も治まらない。これがアトピーの正体です。その後、その症状が起きてオーバーフローしたときに、
細胞が老化して硬化する。
また、それを攻撃する。これが繰り返し繰り返し起きてくるのです。
キャノンS90