枚聞(ひらきき)神社にて 2
我々は門を開く働きをすることになりますが、
ここに、依拠しつつあなたがたのもとに参ります。ここの門が開くと、大きな力が働きます。
大きな力とは、この門を開くことによって、
あなた方への道のりが運ばれて、西から風が運ばれることになります。
今日、このときから 風が運ばれることになります。
暖かな風も吹きますが、厳しい風もふきます。
気のエネルギーも運ばれることになります。
この山の存在が、風をはばみ、流通を阻んできました。
そして、この山が開かれることによって、ここもひとつの通り道として、風が運ばれます。
開門岳です。開聞岳ではありません。
ここぞとばかりに、多くの神々が この土地に集まっておりますので、知らせておきます。
おおきな大きな門ですので、多くの神がこぞって、集まっています。
手押しで あけていきます。
そのときを、あなた方と一緒に刻みます。
門が開く様子を一緒にみてください。
ただ今より、開門します。
圧倒されるような気のエネルギーが、あなたがたのもとに届いています。
あらあらしくもあり、苦々しくもあり、また、こよなくおだやかで、あたたかい風もあります。
気の遠くなるような、数々の風が吹き始めます。
開門しました。
つきあってくれたこと、感謝します。
開聞岳の神々は、ここにいながら門を押し広げて行く役割を続けますが、
こぞって、あなた方のもとに移っていきます。
お役目ご苦労でした。
あちこちで、西からの風や風邪がふき始めます。