控えておりました 5
張先生は続けます。
神があたえる運命は過酷でしたが、
それとて今後の元極功法に課せられた役割にくらべたら、なまぬるいものでしたから、
はやく肉体がなくなる時を念じたのです。
元極功法の進展は、私が肉体を失うことで加速度的に動きがありますから、
そのことをお伝えしておきます。
その後、張先生を導いていらした神よりのお話がありました。
張が、自ら命を絶った、その苦労に比べたら、
今の元極修練者達の苦労など、たいしたことではありません。
あなたも、導きに従っていち早く張家界に来る手筈を整えなさい。
これは重大なる役割です。
(つづく)