好転反応緩和用 「収式調和む、ひと、ふた、み」 3
前回申し上げた、自発動が起きる方は、なるべく強く意識を持って動かないよう自らをコントロールすべきです。
意識で耐える事自体辛いかもしれませんし、耐える事で流れの悪いところに痛みなどが出るかもしれません。
しかし、長期的に不具合箇所を考えると、耐える事で完治を早くします。
ともすると、自発動が起こることを特殊能力と思って、更に自ら促進するような意識を持ちがちです。
周りもおもしろがったり、持ち上げたりしますので、それに乗っかって暴走させないことです。
収式調和中にある、小さな自発動について
収式調和をしているとき、流れの悪いところが一瞬動いたり、気の流れが起こったりする事が有ります。
これは小さな自発動とも言えます。
小さな自発動によって、気の乱れの変調(不調和)から起きる分の僅かな邪気を排出し、
その乱れた分の不調和余剰エネルギーと共に排出させます。
これは、この作用をさせることによって、より多くの流量を上げる目的があります。
気の乱れによる作用のしにくい箇所に限って、僅かな分のエネルギーと邪気の排出をさせて、
滞りなく気のエネルギーが届くように、充満するように、作用させた結果なのです。
それによって、充填箇所にスムーズな気の流量を上げる効果があります。
これは、避けられない作業の一つであり、大きく手を動かす自発動とは違います。
三元エネルギー流量を上げるための必要な作業です。
大きく自発動をしてしまうと必要な分のエネルギーまで、放散されてしまいます。
必要な分の三元エネルギーまで、邪気とともに排出してしまい、
せっかくの修練や施術のエネルギー取り込み作用が水の泡となってしまいます。
なるべく体に充満させるように心がけて、作用させた上で、必要のないものだけが、わずかに排出される。
それが理想的な排出の仕方であり、最小限の自発動です。
(つづく)
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