宝珠杵(ホウジュショ)4 空海 弘法大師 宮城女川講座(再掲)
宮城県女川の「レストラン すえひろ」さんのご自宅に古くから伝わる「宝珠杵」について、
使い方を空海より伝授され、マスターにお教えして岐阜高山に帰ってきました。
その後、宮城県女川で使っている「レストラン すえひろ」のマスターの使い方を観じてみると、
どうも本来の力が発揮されていないようです。
そこで連絡を取って、お聞きしてみると、ご本人も私がやったときのような、効果を実感されていないようでした。
お教えするときに当然するものと思い、敢えて言わなかったのですが、
元極功法伝統の秘技「開三門毛孔竅穴」が出来ていなかったのです。
早速それを実行してやって頂いたところ、大きく効力が上がったようです。
そこのところを更に空海に、ご説明頂きます。
これは、誰でもが使えるように設計されています。
ですから、日之本元極の修練で三門を開いて天地のエネルギーを取り入れることが出来る者と、
その力がないために、左の取り入れ口から、取り入れれながら、右から出すという者と違いが出てきます。
エネルギーを取り入れることが出来ない者は、左から直線的に陰陽の調和した気を取り入れて、
自己の身体の蓄えた気と調和調整しながら、右から放射線状に出して働きかけるという方法をとります。
エネルギーを取り入れられない者は、左から直線的にエネルギーを取り入れて、
自己の身体に蓄えているエネルギーと和合調整して、
右から放射線状に出して人に働きかけるということをするのです。
また、場を創るということになれば、右から放射線状に陰陽和合の気を取り入れて、手のひらの中で和合させて、
左から直線的な気を出して場(結界をつくる)をつくるということになります。
よって、これは気の充満はあるけれども、天地の気を同時に取り入れることが出来ない者ように、創ってあります。
あなたが(増田)が使っているときには、天地からエネルギーを十分に取り入れて出すことが出来ているのですから、
左右、両方の気が同時に出すことが出来たということです。
取り入れながら使う者とでは、おのずと使い方が異なってきます。
右からは人に、螺旋状に作用して、
左からは、場を創るような直線的な気のエネルギーが同時に出るというように、
摩訶不思議な使い方となります。
こういう使い方は、誰でも出来るものではありません。
日之本の修練をきちんとしている修練者では、同じような使い方が出来るようになります。
能力のない者は、この使い方をすると気のエネルギーが十分ではないので使えません。
宮城女川のあなた(増田)の弟子の場合は、身体が宝珠杵に協力して反応していますけれども、
きちんと三門と毛孔竅穴を開く意識を持つと、更に効果が上がってくることでしょう。(完)