終末と命 2
「元極ニュース」の新年号に書いた記事の続きです。
人が生きる期間・寿命というのは、生まれるとき既に決められています。
それは最大限生きて、いついつまでと決定されています。ある特別な場合を除いて、
どんな事があっても、それを超えて生存する事はありません。
しかし、生き方によって短くなる事は往々にして存在します。
我々の功法とて、決められている寿命以上に生かす事など不可能です。
ほとんどの者が、自ら縮めた命を本来生きられるであろうところまで最大限伸ばす事は可能です。
日之本元極は、そうしたお手伝いをしているのです。
今回の依頼者の場合、最初から決められていた寿命と、
今迫っている寿命の差がほんの数週間しかなかったので、お断りをしました。
費用対効果がないからです。
ほんの一、二週間の延命のために施術費用はいただけません。
それでも、親戚である修練者から薦められ、
ご家族は病院内のベッドに場創りセットをおいたり、カードなどの日之本パワーグッズや、
天のまなみなどを使っていただき、ほぼ最大限にその寿命を伸ばされました。
そして最後に、臓器提供を決められたのです。
ご家族が場創りセットの結界の中に入ると、自らの疲れも改善していく事などを体験され、
我々の言っている事とその作用の有効性を信じて下さるようになりました。
後日、残されたそのご家族からお三方が受講される事になりました。
この例のように寿命を生ききる人は、非常に希有(けう)な事なのです。
自らの決まっていた寿命を全く生ききった場合、
残された肉体は単なる物質といえますから、臓器提供は悪いとも言えません。
もちろん、ご家族の心情的なものは別問題です。
しかし、まだ引き延ばせる寿命を持っているほとんどの事例では、
「脳死」の時点での臓器提供は殺人と言わざるを得ません。
そうした本当の「脳死」状態とは何かという事を、
皆が理解して更なる議論に繋げていってほしいと思っています。
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