中丹田、中黄庭、命門の役割 2
先回お話しした元極秘伝の延命術、5分や10分ではなく、
8日間といった長きに渡り施術した例をご紹介しましょう。
それは、10年ほど前の事ですが、ちょうど修練者の方々を連れて、
蓮花山へ行っていたときの事になります。
まだ予定が5日ほど残っているときに、叔母からファックスが届きました。
義理の叔父が危篤だが、あなたは仕事で行っているのだから帰らなくて良い。
スケジュールを全てこなしてから帰ればよろしい。
と、書いてありました。
叔父は末期ガンで、既に全身4カ所以上を手術していました。
もう今回こそはだめな事はわかりきっていました。
初期の段階から私が関わっていれば、また違う経過と結果になっていた事だったでしょうが、
頑固に形のないモノを信じない人だったので、元極の力を及ぼす事が不可能でした。
子供の頃から大変お世話になった叔父だったので、なくなる前に一目会いたいと、
遠隔で叔父の中丹田、命門に元気を送り続けました。
すると、なんと私がスケジュールを全てこなし、帰国するまで延命できたのです。
帰国後すぐ病院に駆けつけましたが、既に意識はなく、
器官からチューブを入れて痰を吸い出すときだけ、苦しがり暴れるだけでした。
(つづく)