カルマ(業=ごう)について―2
先回、カルマの解消方法を、5つ上げておきました。
1.人のために働く
2.自分が苦しむ
3.自己を高めるために、有効な功法の修練をする
4.人からの攻撃に反論、反抗しない
5.自分に課せられている役割を認識し、その役割を果たす
これらをもう少し詳しく話してみます。
1つ目、自らを捨て、他人のために働く、このことが宇宙の発展に寄与します。ボランティアではだめなんです。
自分の居場所をしっかりと確保して、余力を人のためにというのではカルマは解消されません。
また、自分を犠牲にして人のために働いている人(人にそう思われている、自分でもそう思っている)でも、意外な落とし穴があります。それは自己満足です。
「私は人のために働いているんだ」という自己満足のためにそうした行為を継続している人もあるからです。
これも一つの我欲です。
過去自らの意識が、行ってきた報いで、金銭的に、病気で、精神的に、いろいろな形で自分が苦しむ事がカルマの解消になります。
ですから、病気になったときも「ありがたい。カルマを軽くする事が出来る。」と思えば
気も少しは楽になります。