神々の酒の好み 「酒はぬるめの燗がよい」―2

酒は、ほどよいぬるめの味が、一番です。
室温よりも少し暖かい、ぬるめの味が、最もほどよく味わえる味です。
冷酒も熱燗も、もってのほかです。

倉から出したままの生酒でも、そのままの温度よりも 少し暖かい温度が一番味わい深いものです。
その時その時の室温は、違いますが、すこし暖かい程度の温度が、酒のうまみを一番引き出す飲み心地の良い温度です。

米や米麹の花のような香りが沸き立つのは、冷たくもなく、熱くもない温度が適切です。
酒をこよなく愛するのが、我々、神々です。

Posted by masuda