「環排」の手の形 と気の流れ―2

右手のみを上にあげたときには、百会から気のエネルギーが入り、身体を縦断するように湧泉にまで届いて、身体を満たしていきます。

ところが、右手を頭上にあげたまま、手のひらを前に向けると、百会から入ってきたエネルギーは、身体の前面部任脈を通って、臍、中丹田で止まり、そこで充満して、また督脈を上がって顔面部で渦を巻くように止まってしまいます。

このように、手の平の向きはこの功法(実はこの功法だけではないのですが・・・)にとって、とても重要な意味を持っています。

正確な形をとって、修練するようにしましょう。