「階ふた」以上の修練で「陰陽が逆転する」ことの意味―4
先回述べました根源的な原理を使って、我が師、張志祥先生は、次のように功法へと応用されたのです。
功法によって陰陽の逆転することが、修練を重ねることによって可能になってきます。それによって、自分の意志とは関係なく、陰陽が逆転してしまったときに、瞬時に元に戻して調和させることが出来るわけです。
精神分裂病や自閉症などの陰陽の逆転現象が起きやすい者達が、この功法をすることによって、それらが、自分で調和回復させることが出来ます。
陽と陰は、備わったものです。陰ばかりの所に行ったり、陽ばかりの所に行ったりということは、日常的に起きることです。この時に、身体が受け取る陰陽のエネルギーを身体が自動的に調整できるならば、身体の意識とは全く別に、身体の陰陽は乱れることなく調整できる訳です。
蓮花山・苦盡亭
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