注連縄(七五三縄)とは何か? -1
あけましておめでとうございます。
新年になって、神社に初詣に行かれた方も多くみえることでしょう。神社に行って普段あまり気にもしないことですが、必ずどの神社でも張ってある「しめ縄」について、お話ししてみましよう。まず一般的にはどういうものとして定着しているか、「注連縄とは何か?」について、辞書や百科事典(ウキィペディアも含む)等から抜粋しました。
◎ 広辞苑 第一版(岩波書店)
標縄、注連縄、七五三縄、(尻久米縄の略という)
内外の境界または出入り禁止のしるしに引きわたす縄。特に神前または神事の場にひいて清浄な地を区画するに用い、また、新年に門戸に張って禍神(まがかみ)が内の入らぬようにとの意を示すもの。左捻を定式とし、三筋、五筋、七筋と、順次に藁の茎を捻り放して垂れ、その間々に紙四手(しで)を下げる。しりくめなわ。しめ。七五三。注連。章断(しとだち)。
{付図は省略}