大分・宇佐神宮祓い所
神社には、本殿に行く手前に、祓戸大神達(はらいどのおおかみたち)を祀る所があり、そこで先ず穢れを祓っていただいた上で、ご本殿のお参りをするように造られている所が多い。
ここ、宇佐神宮では、別に「祓い戸の四神」が祀られている訳ではなく、池の中央に四角い場所を設け、そこに渡れるようになっているだけの「祓所」と呼ばれる場所がある。
周りが、水に囲まれた、とても清々しいその場所は、多くの人達が見過ごしてしまうような所に配置されていた。とても珍しいこともあり、呼ばれているようで、少し中に入ってみた。
すると、邪気を祓う力がとても強くて、湧泉が地面にぴったりと吸い付くようで、そこから地中へと強制的に邪気、濁気が吸い出されていく。
祓い戸の四神とは、瀬織津比売(せおりつひめ)、速秋津比売(はやあきつひめ)、気吹戸主神(いぶきどぬしのかみ)、速佐須良比売(はやさすらひめ)のことである。
この力を清昇濁降に使えますか?と伺うと、
私は、この功法を担当している清昇濁降の神です。
(功法には、必ず一神以上の担当の神がいらっしゃる)
いま、この祓い清めの力が加えられました。と、おっしゃった。
しばしお待ちくだされ。やり方が少し変わるので、教科書を書き換えねばならない。
録音も吹き込み直さなければならない。
祓い清めの力が更に強化された「清昇濁降Ⅲ」として、お目見えする。
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