皆既日食と天目(2)
日食網膜症 天目と太陽
「階ふた」日之本元極功法や、二部中華元極功法では、太陽を日に何十分から何時間かの間、
見続ける功法があります。そんなことをしても、何故、失明しないのでしょう。
通常の人では、日食の時に数分間太陽を、道具を使って見るだけでも、日食網膜症に何千人もなってしまうのです。
酷い場合には、網膜が焼けてしまいます。
元極修練者が太陽を見続けても大丈夫なのは、「天目」が開いているからです。
天目が開いていると、どうして、日食網膜症を起こさないのか?
なぜ、肉眼で太陽を見れるのか。なぜ、障害が起きないのか
肉眼で見てはいけないというのは、物質として光を見ようとして、その光が目に入り、同時に太陽のエネルギーも同じ経路を辿(たど)るからです。
焼けてしまうほどの強力なエネルギーを太陽が持っているということです。
天目が開くということは、無形の太陽のエネルギーそのものは、天目で受け取り、肉眼では、物質的な光だけが入ります。
光だけが入ったところで、眼が焼き付くほどのエネルギーは無いわけです。
天目の開いた元極修練者は、天目にエネルギーが集められ、身体の中に供給されるというようになります。肉眼で太陽を見るときには、光だけを眼がみつめ、天目にエネルギーが入りますから、光を見つめ続けることが出来るわけです。
現代科学においては、光と無形のエネルギーを分離する技術力と、その概念すら有していないのです。
(つづく)