皆既日食と天目(1)

もうすぐ沖縄で皆既日食を見ることができると云うことで、一部TVなどで盛んに取り上げられています。
その中で必ず出てくる注意事項が下記のようなものです。

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(世界天文年2009日本委員会のH/Pより)
危険回避のために
太陽を肉眼で直接見つめることは、たとえわずかな時間(1秒足らず)でも目に重大なダメージを及ぼす危険性があることを知っておいてください。誤った方法での観察は、網膜障害(*)や視力を失う危険性があることを十分に知っておく必要があります。

*日食観察にともなう網膜障害は「日食網膜症」と呼ばれ、日食が起こるたびにその症例が世界中で報告されています

“まぶしくない”=“安全”は間違いです

たとえ、サングラスや黒い下敷きなどで太陽の光が暗く見えても、それは可視光線(人間の目が感じる光)を弱めているだけで、目に悪影響を及ぼす赤外線(熱線とも呼びます)はさえぎられていない場合がほとんどです。いくら可視光線を弱めて“まぶしくない”状態で観察をしても、人間の目が明るさを感じない赤外線が、知らず知らずのうちに目に大きな障害をもたらす場合があることを知っておきましょう。
人間の目が感じない紫外線についても同様で、可視光線を弱めているだけで紫外線が目に届いている可能性もあります。

安全に太陽(日食)を観察するためには、その安全性が確認された太陽(日食)観察専用の器具(日食グラス等)を使用することをおすすめします。
長時間の観察は危険です

太陽(日食)観察専用の器具(日食グラスなど)を使用しても、長時間続けて太陽を見続けることは避けてください。
専用の日食グラス等は、可視光線はもちろん、紫外線や赤外線といった有害な光線も弱めてはいますが、それらを100%さえぎることはできません。観察は適度に目を休めながら行いましょう。続けて見るのは、長くても2~3分間を限度としてください。

一般的にやってはいけないこと(危険を伴う観察方法)
太陽を直接見てはいけません
一般のサングラスで直接太陽を見るのはやめましょう。
サングラスで太陽を見てはいけません

危険を伴う減光方法
たとえまぶしくなくても、赤外線によって目に重大な障害をおよぼす可能性があります。
また、安全性に問題がある場合もあります。

×黒い下敷き、色のついた下敷き
×アクリル板、プラスチック板
×CD、DVD
×スモークガラス
×黒いゴミ袋、お菓子の袋など
×写真撮影用の減光フィルター(NDフィルターなど)
×ろうそく等で煤(すす)を付けたガラス板
×現像済みフィルムの黒い部分(切れ端)
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「階ふた」日之本元極功法や、二部中華元極功法では、太陽を一日に何十分から何時間かの間、
毎日見続ける功法があります。そんなことをしても、何故、失明しないのでしょう。
(つづく)

ペタしてねペタしてねペタしてね

元極功法

Posted by masuda