元極功法習い始めの頃―遠隔送気(7)

ペタしてね

Aさんに遠隔送気をして数日後のことでしたか、電話でこれまでのことをお話ししていたときのでした。またもやAさんに異変が起こりました。

「わ~、大変。左手が勝手に上に上がっていってぶらぶら動いてる。止めようと思っても、止まりませ~ん。何とかして下さい。」
と、電話口で騒いでいます。

私と話しているうちに、三元エネルギーが入って、自発動(勝手に身体が動くこと)が始まってしまったようです。私は、すぐ元極功法の教科書に、その止め方が書いてあったのを思い出して、はっきり大きな声で、
でぃん(中国元極功法の功訣=十字真言の一つ)」
と唱えました。

「あっ、止まりました。何ですか、今の『でぃん』というのは?」
まだ、功法を習っていない方に、ご説明しても判らないからと思い、
「まぁ、おまじないのようなものです。」
と、言いますと、
「そんな馬鹿な。」
と、言われたので、
「いや、本当に効くんですよ。元極功法の十字真言と言うのです。なんならもう一回やってみましょうか」

そう言って、
あ~ん(唵=十字真言の一つ)」
と、唱えました。

どった~ん

受話器の先で、大きな音がしました。
~~!!叫び

(つづく)