元極功法習い始めの頃―鎌倉・長谷観音(2)

ペタしてね

その頃は、寺院などに行ったことが全くなかったので、仏像などを写真で撮れないことなど全く知らず、駅前で「せっかくきたから、写真でも撮って・・・」と、使い捨てカメラをわざわざ買い求めました。

長谷寺に着き、中にはいると仏像は撮影禁止。カメラは全く無駄になってしまいました。
よく分からないまま、観音様に手を合わせました。写真が撮れないならと、売店でB5大の観音様の写真を買い求め、次の目的地へ向かいました。

その夜、なんと又、昨夜の方から電話がかかってきたのです。取り立てて用もないのに・・・。
そこで、
「今日、長谷観音に行ってきました。」と報告すると、
「さそってくだされば、一緒に行ったのに。」と、少しお冠。
それをなだめながら話していると、
「長谷観音様は確か、何かいわれが有ったのよねぇ」とおっしゃるので、
「そうそう、今日買った写真の裏に書いてありました。」と言って、そのいわれを読んであげました。
その後も世間話をいろいろ話されるので、ふんふんと聞きながら、手に持った写真を見ながら、何故か『この観音様の気を、相手の方の左手の労宮に送ってみよう』と思ったのでした。

今までそんなことをしたことも、思ったこともなかったときのことでした。
(つづく)


鎌倉長谷観音-ウィキペディア
鎌倉 長谷寺 H/P