もとつきわみ図とゼロ磁場 【気功講義 Vol.116】
我らが師こと「カメ仙人」の気功講義をご紹介していきます。
今回は「もとつきわみ図とゼロ地場」について、10回シリーズの最終回です。
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3.伊那谷・長谷村の分杭峠とゼロ磁場 3/3
張先生が早く建物を建てなさいと言われたのは、龍穴を保護するために建物を建てなさいと言われたのです。顕われた龍穴は、そのままにしておくと移動したり消滅してしまいます。中国、台湾、韓国、日本でも古来それらのことが知られていて、見つけた龍穴の上にお堂や神社を建て、良い場を保護したのです。この建物を龍穴上に建て、龍穴を保護・保全するという方法は、風水では一般的な良い方法です。しかし分杭峠では、この峠に奇跡的に出来た龍穴を保全する予定は立ちませんでした。
せっかく張先生の指摘した風水の理論に基づいた正しい方法を理解し、速やかに実行していただければ、この龍穴を保全できたのです。今は無き分杭峠の龍穴は、形無きものへの理解が無きが故の、全くもって残念な結果と言えます。
この峠は、「龍穴の正しい理解により、しっかりと保全する道」と、「無形への無理解が故の無への道」を分かつ「杭(くい)」のある峠で、選択の後は「悔(く)い」のみが残る峠となりました。
今言えることは、分杭峠にはゼロ磁場というものは一度も存在したことが無く、人工的にそして奇跡的に龍穴が過去に存在したということだけです。
日之本元極 亀仙人