もとつきわみ図とゼロ地場 【気功講義 Vol.111】
我らが師こと「カメ仙人」の気功講義をご紹介していきます。
今回は「もとつきわみ図とゼロ地場」について、10回シリーズの5回目です。
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もとつきわみ図とゼロ磁場 5/5
そしてその、もとつきわみ図(図12)を徹底的に修練できる限られた者は、その図中の4つの「C字部」上を中央に向かって、内在していた元気・元光・元音と激発する元気・元光が寄り集まり、皇極には三元が練り合わさるのと共に、回転する無極の遠心力によって、新たなる元音を外へと産出します。(横のC字部には内在する元気・元音と新たに激発する元気、縦のC字部には内在する元光・元音と新たに激発する元光が、中央に集中します)
総じて見れば、もとつきわみ図の皇極は、常に中央にありエネルギーが集結するところです。そして、その魚眼4穴にあたる四つの基地は、意識をも顕し、意識は常に反転し、反転しながら対局するところと連絡をしています。対局するところ、対になっているところは、そのエネルギーを調整するために程よいエネルギーの力関係を持ちます。それは、対になっているところは、確かなる一対になっているということです。
無極は、調和されたエネルギーが周囲に押し出され、回転するエネルギーとなります。右へ右へ回転するエネルギーが中央に集まったエネルギーにより、反対の回転をする時にエネルギーが激発されて、大いなるエネルギーに変化し、そして、無極というのは、周囲から全体を促し中央に回転してエネルギーを集結させるような、そういう働きを持つ場所なのです。
しかし、以上説明してきたことは、頭で考えても分ることではありません。順次段階を踏んで修練を積み重ねてきた者のみが体感し駆使できる原理です。