写真と意識とエネルギー(3)
写真家の白川義員氏は、自らの衝撃的な体験を通して、
「写真とは、シャッターチャンスをただ待つのではなく、『念じて撮る』のだ。」
と語っているとのこと。
氏はこの仕事を通して自然への畏敬の念を啓蒙したいようだという「みのたろう」さんのブログに触発され、写真での無形のモノのやりとりについてお話ししています。
「みのたろう」さんのブログは、こちら
例として、徳の高い修練者が写真を撮る場合など、写真の腕は良くないけれども「よい写真をとろう」という意図を持って写真を撮っているので、 撮られる方(花や草木など)は、喜んでいる。そういう無形のエネルギーのやりとりがなされている。だから、そういった場合には、写真の画面から、心地よいエネルギーを感じることになります。
草木、花、山河のエネルギーが自然に写真から出てくることになります。
然れども、一般に写真の場合は、絵画と違い、撮る者の一方通行の場合が多くなります。
思いの質に沿うように波動が変化します。撮る瞬間、その時に被写体に対して思いがあれば、その感激が、そこに反映されてくることになります。その撮ったその瞬間の思いに同調して、エネルギーが激写されます。
エネルギーの移動は、シャッターを切ったときに激発的になされます。
激発的に、移動したエネルギーは、現像されたとき、はじめて目にしたときに、反対に見た者に移行します。そこに、エネルギーの移動の関係が出来るのです。
そのエネルギーの移動こそが、
写真を見たときの感動を生んでいるのです。
(つづく・・・・かな?)