心印、明鏡に応ず。
もとつきわみ図とゼロ磁場 【気功講義】
我らが師こと「カメ仙人」の気功講義をご紹介していきます。
今回からは「もとつきわみ図とゼロ地場」について、5回シリーズの1回目です。
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1.もとつきわみ図とゼロ磁場 1/5
電気通信大学名誉教授の佐々木茂美氏は、著書『ここまで判った「気」の科学』などの中で、張志祥先生や元極学を紹介しています。教授は、数回元極学の基地である蓮花山に訪れ、元極堂のことや、元極学の起こす奇跡を目の当たりにしておられます。そして気を研究する科学者として、気の生発のメカニズムを、元極図などからヒントを得て、同書に「ゼロ磁場」と云う概念で発表しておられます。この概念は、非常に画期的なもので、電子ペアのマイナススピンとプラススピンの相互作用により太極図構造が現れ、その太極図の陰陽を分ける「S字部」つまり電荷ゼロの場に、気が発生するというのです。
元極理論にても、既にそのことは述べられていたことであり、確かに太極図の「S字部」には元気が生発しているのです。後ほど、詳しくもとつきわみ図にて、そのメカニズムをご説明しますが、そこでは佐々木教授の思索の中に入っていない、元光、元音の生発のメカニズムまでもが明らかになります。
佐々木教授は、水素分子を例に取り、電子ペアの安定性についても述べておられます。元極堂に行かれた経験のある方の中で、その堂の扉や手すりなどの描かれていた、図1を記憶しておられる方はいらっしゃるのではあるまいか。これはまさしく双極子を図式化したモノに違いないのです。
ただ、佐々木教授の提唱されたゼロ磁場の概念が、今日、一人歩きしている感があります。売らんかなの「気が存在すると云えばそこがゼロ磁場」的な使い方をされ、正確に気の存在を言うのではなく、訳の判らないものにしています。
続く・・・