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気功講義

我らが師こと「カメ仙人」の気功講義をご紹介していきます。

今回からは「長夏と「もとつきわみ季節図」について、2回シリーズの前編です。

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長夏と「もとつきわみ季節図」1/2

 長夏とは現在では陰暦6月を指しますが、その昔(中国、神農の時代)「超果」と書き土用を指しました。各季節に作物が結実する時のことで、そこを基準として種まきなどの時を決めたのであって、厳密には今の土用とは意味合いが違うのです。後々天文学的な意味合いとして、太陽黄経27,117,207,297度の時を当てはめましたが、24節気と同様、後付の理由です。

 「超果」とは、そのとき果実を結実し、またそれを乗り越え、種になり延々と繰り返す季節の瞬間を指す言葉なのです。もとつきわみ図では、長夏の場所は境界線。四季の分け目の季節です。如実に表れる季節を長夏。如実な現象を長夏。はっきりと示された現象を長夏。そして、それが境界となります。

 極まって極みつけとなるところが長夏となります。それは境界線という形ではありますが単なる境界線ではなく、スタートラインになるところです。そして、スタートして終結し、そこに集約して入り込む場所になります。そこのところにエネルギーが集約してその中に両方から入り込む場所です。入り込んだエネルギーは、下から上に昇ります。下から上に移動するエネルギーは中心に集められます。それが、「もとつきわみ図」の発展していくゆえんです。そうして、ついのきわみに変化していくわけです。長夏から、下から上にエネルギーが巡り、下から上にエネルギーが渦をなし、その渦の先には、頂点に向かう球心力が働き、球心力がよりレベルの高いエネルギーへと導いていきます。もとつきわみ図が変化していくその課程に長夏の境界線が存在します。そこのところにエネルギーが集約され、それがまた、中心部に集約されていく。それが、発達の原点になります。

続く・・・

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指気功

②中指

図のように中指の先どうしをくっつけて、

「む、ひと、ふた、み、よ、いつ、むゆ、なな、や、ここ、たり、う」

と繰り返し唱えます。声に出して唱えても、頭の中で唱えても(黙念)構いません。

心臓、小腸、血管の病気などに効果があります。 

中指は、経絡という気の流れる道で、手のひら側は心臓、手の甲側は小腸に繋がっています。

左右の指先をつけることで、小腸、心臓の陰陽バランスを整えることが出来ます。

テレビを見ながらでも、電車の中等でも暇を見つけて何処でも出来ます。癖のようにして実施してみて下さい。

↑両手の中指をくっける。

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修練の心得

観訣は百病を除く。


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気功講義

我らが師こと「カメ仙人」の気功講義をご紹介していきます。

昨日に引き続き「もとつきわみ図とゼロ地場」について、5回シリーズの最終回です。

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もとつきわみ図とゼロ磁場 5/5

 そしてそのもとつきわみ図(図12)を徹底的に修練できる限られた者は、その図中の4つの「C字部」上を中央に向かって、内在していた元気・元光・元音と激発する元気・元光が寄り集まり、皇極には三元が練り合わさるのと共に、回転する無極の遠心力によって、新たなる元音を外へと産出します。(横のC字部には内在する元気・元音と新たに激発する元気、縦のC字部には内在する元光・元音と新たに激発する元光が、中央に集中します)

 総じて見れば、もとつきわみ図の皇極は、常に中央にありエネルギーが集結するところです。そして、その魚眼4穴にあたる四つの基地は、意識をも顕し、意識は常に反転し、反転しながら対局するところと連絡をしています。対局するところ、対になっているところは、そのエネルギーを調整するために程よいエネルギーの力関係を持ちます。それは、対になっているところは、確かなる一対になっているということです。

 無極は、調和されたエネルギーが周囲に押し出され、回転するエネルギーとなります。右へ右へ回転するエネルギーが中央に集まったエネルギーにより、反対の回転をする時にエネルギーが激発されて、大いなるエネルギーに変化し、そして、無極というのは、周囲から全体を促し中央に回転してエネルギーを集結させるような、そういう働きを持つ場所なのです。

 しかし、以上説明してきたことは、頭で考えても分ることではありません。順次段階を踏んで修練を積み重ねてきた者のみが体感し駆使できる原理です。

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