「新乾坤(しんけんこん)への生き方について」 【気功講義 Vol.33】
我らが師こと「カメ仙人」の気功講義をご紹介していきます。
「新乾坤(しんけんこん)への生き方について」について、3回にシリーズの2回目です。
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「新乾坤(しんけんこん)への生き方について」 2/3
しかし、もしそうした状況に陥ったとしても、物を求めない、与えられなくともそれで充分充足感を得て満足していくというような求めない感性が育っているならば、それはストレスにはならず非常に円満な環境を創ると云うことができると思います。求めない環境、求めない心の環境、顕在意識の環境を創ると云うことがストレスを少なくし、身体への良い影響を波及させる事を可能とします。
これからも人の生きとし生きるという営みは面々と続くことになります。面々と続く時の流れの中で欲を持ちながら、その欲が喜びになるように求めすぎない、求めないから喜びとなるようなそういう生活、そしてそういう心の状態にしていくことが、人が人として生きていこうとする我々の持つべき態度です。それを我々一人一人がそういう態度を持つならば、そのことが相互に感染して周りに波及していくと云うことになります。
あなたの周りに集まる人々に、求めない生き方が感染することが出来るならば、非常に多くの者達が幸せに満ちた、現状で満足していくというような状態を生み出すことが出来るでしょう。
続く・・・
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メタボに良いのは、一に出毒素ダイエット。二、三無くて、四に「やきとりじいさん」
出毒素ダイエットMDは、タダ聞き続けるだけ!!
あなたの中の無形の毒素が知らないうちにデトックス。
元極気功の修練を組み合わせれば、更に効果的。
簡単、安価で、ご自分で密かに健康を取り戻せます。
(見ればドンドン変わっていくからすぐ判っちゃうけどね・・・)
ハードにやって痩せたい方は、
こちら=「やきとりじいさん体操」
腰と股関節を、大胆に動かします。
骨盤と股関節が大切なことは、「清昇濁降Ⅱ」講座を受講すれば判ります。
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巨匠ピカソ展(1) 国立新美術館、サントリー美術館、名古屋市美術館
今、国内三カ所でピカソの展覧会を開催しています。
巨匠ピカソ愛と創造の奇跡 国立新美術館 ~12/14
巨匠ピカソ魂のポートレート サントリー美術館 ~12/14
ピカソとクレーの生きた時代展 名古屋市美術館 ~12/23
これに因んでか、去る10/22、朝日新聞夕刊 美の履歴書欄にピカソの「人形を抱くマヤ」について記述がありました。
横顔の輪郭なのに、片目は正面を、もう一方は斜めを向く。横向きの鼻に、鼻孔は二つ並ぶ。そして、大きな唇。ピカソは、マリー・テレーズとの間に生まれた娘を、極端にデフォルメして描いた。対象をさまざまな角度からとらえて解体し、再構成することで、本質に迫ろうとしたのだろう。ここでは、娘の姿のみならず、心理まで描き出そうとしたのかも知れない。しかしマヤが抱く人形は、何故か、ごく普通に正面から描かれている。人形には命がない、という指摘もある。だとすれば、ピカソは命あるものに興味を示し、それをデフォルメによってカンバス上に再現しようとしたと見ることも出来る。
「なぜ人形は普通なのか」と、この記者は表題で問うていますが、これに正解を与えることは、日之本元極の講座を受講している者にとっては簡単なことです。
一人の人に、五つの意識が同居することを知っていれば、芸術の見方も的を得たものになってきます。
ピカソはそのことを知らずとも、その存在を感じ取っていたのです。そして自らの魂からの語りかけに突き動かされ、生きとし生けるものの見えない真の形態を描こうとしたに違いありません。
黒川紀章氏設計 国立新美術館
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「新乾坤(しんけんこん)への生き方について」 【気功講義 Vol.32】
我らが師こと「カメ仙人」の気功講義をご紹介していきます。
「新乾坤(しんけんこん)への生き方について」について、3回にシリーズの1回目です。
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「新乾坤(しんけんこん)への生き方について」 1/3
アメリカにて1930年頃から2000年ほどの間で、幸福に思っている人の率を調べる統計があります。その年月の間に国民の所得は、ほぼ右肩上がりで約4倍にふくらみ、経済的には相当裕福になっているはずですが、幸福だと思っている人の割合は30パーセント前後を行き来し、いつの時代も変化がありません。
どうも人の幸福感とか心のあり方というのは、ある条件の生活レベルを満たしていれば、いくら裕福であろうが関係のないことのようです。むしろ昨今の自殺者の増加や、巷に溢れる鬱病患者の数を見るにつけ、「もっとお金を・・・」「更に高い地位へ・・・」という社会全体の競争格差を煽る方向付けこそが、人々の「幸福への道」の盲目的逆走を奨励しているかのようです。
人の生活というのは、当面暫く変わりなく続いていくと思います。ただ人の経済活動を因とする異常気象などの災害や地震・津波、世界各地で無差別に起こっているテロ等から、いつ自分にそれらの非常に限定された過酷な生活が強いられるかも判りません。まったく明日は我が身と言わざるを得ないのです。
続く・・・