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日之本元極によって開発される数々の潜在能力、功法の原理など
数多くある日之本元極功法について、功法別にご紹介していきます。
18.日之本元極功法 階ひと上級動功「めぐりみみ-立ち止まり」
この功法は、立ち止まって(静止)いるにも関わらず、エネルギーの廻り方は従来の「めぐりみ」をしたときと同じように廻ります。さらに取り入れるエネルギー量も廻る量も、従来の「めぐりみ」や「めぐりみ-立ち止まり」と比較すると格段に多くなります。
訣の力を使い「めぐりみ-立ち止まり」に比べ、元音の作用が働いて邪気の排出、三元の巡る量、使われるエネルギーの質が大きく変化しています。「めぐりみ-立ち止まり」の作用に加え、「階み」の元音の力を使用しているので、訣の功力が格段に上がっています。
身体の経脈が既に開発されている者達が対象になります。従来の「めぐりみ」、中級功法の「めぐりみ-立ち止まり」を充分に修練を経験した後に行う、上級者向けの功法です。
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我らが師こと「カメ仙人」の気功講義をご紹介していきます。
「東・西・南・北」と「右・左」、そして「陰・陽」について、3回シリーズの最終回す。
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「位山」と「ひだ」、この地は特別な所のようです。
大方の神社で、六月末日と大晦日に奏上される大祓祝詞という祝詞があります。非常に長い祝詞ですが、神道の中では、一番と言って良いほど大切な祝詞として扱われているそうです。その内容が良く判らないまま、そして伝えられる内に多くの間違いも生まれて、伝承され、奏上されてきているようです。その中に、
「・・・如此依(かくよ)さし奉(まつ)りし四方(よも)の国中(くになか)と 大(おお)日本(やまと)日高見(ひだかみ)の国(くに)を
安国(やすくに)と定(さだ)め奉(まつ)りて・・・・」
という件(くだり)があります。これを殆どの国文学者や、神道学者、神主さん達は「大和」の「日高見の国」と解釈しているようです。しかし本当は、
「・・・如此依(かくよ)さし奉(まつ)りし四方(よも)の国中(くになか)と 大(おお)日本(やまと)『ひだ』、『神』の国(かみのくに)を
安国(やすくに)と定(さだ)め奉(まつ)りて・・・・」
と読ませるのが正解なのです。元の祝詞が平仮名であるもの(響きを平仮名に移した)を、無理矢理漢字を当てたが為の間違いと言えます。
旧飛騨にあたる高山市、飛騨市等の地域には、異常なほどに神社が存在し、現在404社(飛騨神職会発行「飛騨の神社」より)も残っています。これでも昔に比べ、合祀(ごうし)した神社がかなりあり、減っていてこの数です。
私は以前、関東のある市に住んでいましたが、市内にある神社は10社に満たない数だったと思います。
「ひだ」の土地が、如何に神々と繋がりの深い土地かということが、良く判る数字ではないかと思います。暖かくなってから今年の特別講座には、気の場の良い飛騨の神社数社を巡ったり、特に選定した「場の良い所」に皆さんをお連れする企画をしてみたいと思っております。乞う、ご期待!!
日之本元極 亀仙人
※飛騨の神社巡り・「場の良い所」巡りは、今年の春分特別講座および立夏特別講座にて開催しました。次回の開催は今のところ未定です。
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ひだの神社 #010
ひだの神社を順番にご紹介しています。(この項は、飛騨神職会発行「飛騨の神社」を参考にしています。)
一之宮神社(高山市国府町名張)
銀幣社
祭神 下照比売(したてるひめの)命
由緒 創立年代は不詳。「日本書紀伝」に、「祭神下照比売命」(大国主命の女で、典稚彦命の妃)下照大権現」と」あり、往昔より一之宮大菩薩と称し、大宮又は一之宮と呼ぶ。
元禄検地帳その他に「一之宮」とあって、名張郷の産土である。
国中の崇敬者多く、特に武将の信仰が厚かった。
慶長年間(西暦1596-1614)国主金森長近、大乗院をして祭祀せしめ、金森家は代々の崇敬厚く、社殿の造営・修復および幣帛の寄進等があった。
金森家国替以後、歴代の代官郡代また本社を尊崇し、社殿その他の造営寄進があった。
例祭 9月6日
氏子 80戸
境内 1,154坪
神社の写真はこちらをご覧ください。
我らが師こと「カメ仙人」の気功講義をご紹介していきます。
「東・西・南・北」と「右・左」、そして「陰・陽」について、3回シリーズの2回目です。
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「火」は垂直に立ちのぼります。その様を「火(ひ)の垂(た)り」と言い、「ひだり」に変わっていったのです。「水」の水平線は、「水(み)の極(き)り(極とは2点間をピーンと張った状態を示す)」と言って、「みぎり」に変化したものです。
ひだ・北・左・火 位山 水・右・南・みの
月
二
西
位山から東を望み、「ひだり」は「ひだ」です。「みぎり」なる「水(み)の極(き)り」に当たる地は、「みの」と呼ばれています。
「ひのたり」の方角に「ひた」があり、方向も「ひた」では混同するので、いつしか方角の呼び名は「きた」に変化したようです。よって「ひだ」という地名は、平仮名であって、現在使われている「飛(と)んだり、騨(は)ねたり」の「飛騨」ではないのです。少し前まで使っていた「斐太(ひだ)(文に非ず、言が太い、素晴らしい)」という漢字には、「言霊幸(さき)はう」の意味を持っていることから、響きでこれらのことが実現したことを良く表していると思います。
「水(み)の極(き)り」つまり水面には波が立ちます。「水(み)の極(き)り」から「水(み)の波(なみ)」そして「みなみ」へと変化しました。
この「きた」と「みなみ」の「き」「み」は、陽と陰を表しています。「いざなき」「いざなみ」の最後の「き」「み」のように、男と女、陽と陰を示しているのです。
これが「東・西・南・北」と、「右・左」という言葉の起源です。
日之本元極 亀仙人