我らが師こと「カメ仙人」の気功講義をご紹介していきます。
今回からは「痩せた人はなぜ短命なのか(脂肪の働き)」について、3回シリーズの2回目です。
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そのために、身体のエネルギーそのものが使われるので、全身が萎えるように衰弱していくようなことが起きます。痩せている者達は、身体の保温効果の低下によって、無駄に体力を使い身体のエネルギーを膨大に浪費してしまうことから、さまざまな身体の抵抗力の低下に伴って、病気にかかりやすいということです。
つまりは、発ガン性が高まったり、感染に弱くなったり、外敵から身を守る機構が上手く働かないことが起きるわけです。更に様々な体力低下に伴うエネルギー不足が起こります。エネルギー不足は身体全体の老化を加速します。保温などのため、無駄にエネルギーを使う浪費の結果、老化現象と同じことが起こることになります。
それら細胞の多い少ないの情報を持ち得るのは、脂肪細胞そのものにそれを作用させる力があります。脂肪の細胞を増やしたい信号を出したり、もうこれでいっぱいだから増やさないとかです。互いに脂肪同士「増えたくない」「もっと増やそう」というような情報を出したり、受けたりしあっているのです。ですから、身体に良い生活をしているかぎり、身体の脂肪はほぼ一定に定まってくるのです。本人が、どのような体型を望もうとも身体にとって、一番良い状態は決まっています。
続く・・・
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PHOTO by Panasonic DMC-LX3