伝訣、画訣、観訣(2)
伝訣、画訣、観訣という、特別な力を授けられる講座が存在することを申し上げました。
それらの講座を受講後、独自にその力を育てていけるように、それぞれ特別な功法が用意されています。各階、以下のような功法です。
伝訣 画訣 観訣
階ひと 内宮・外宮(ナイクウ・ゲクウ) 五色倉(ゴシキソウ) 識眼功(シキガンコウ)
階ふた 滝原宮・竝宮(タキハラグウ・ヘイグウ) 五色光(ゴシキコウ) 心眼功(シンガンコウ)
階み 伊雑宮(イザワグウ) 五音和(ゴインホウ) 慧眼功(ケイガンコウ)
今まで「内宮・外宮」と「五色倉」しか公開されていませんでしたが、秋分講座か立冬講座辺りには、「識眼功」を開催するつもりです。
また二年ぶり、来る7,8月に各地で「階ふた」講座が開催されますので、今年中には「階ふた」伝訣講座と「滝原宮・竝宮」講座を開催したいと思っています。
ご期待下さい。
元極功法習い始めの頃―遠隔送気(6)
遠隔送気によって、とんでもない体験をしたAさん。挙げ句の果ては、天目が開いて太陽が裸眼で直視できるようになりました。ひどい状態の身体も、少し過ごしやすくなったようです。
私は、この事の後にも、元極功法にてお付き合いする方々が立て続けに、天目が開くということが続き、終に「開天目の増田」などと、冗談で一時は呼ばれるようになりました。
この5ヶ月後くらいには、二度目の中国蓮花山行きで、「画訣」という秘法を受け、「貫頂開天目」をする力を張志祥先生から授けられました。これによって、現在では天目は一瞬で開けられるようになっています。この力は、皆さんも日之本元極の「階ひと・画訣講座」を受講すれば、等しくどなたでも授けられます。
しかし非常にエネルギーに敏感なAさんは、その後も毎日大変な経過をたどって、健康に近づいていきました。勝手に口が動く事はなくなりましたが、相変わらず自分とは別人格の意志が、のべつ幕なしに語りかけてきます。
今まで動かなかった所や、痛かった所が勝手に動き出したりして、会社の中でそれを隠すのに苦労なさったそうです。しかし確実に肉体は、健康へ、健康へと、近づいて行くことが判りました。
遠隔送気をきっかけに、元極功法を実践することにしたからです。
(つづく)
伝訣、画訣、観訣(1)
年に5,6回の特別講座では、その時にしか開催しないという、伝訣、画訣、観訣の講座とそれらの講座で授けられた功力を強化する為の功法が公開されます。
この伝訣、画訣、観訣は、「階ひと」、「階ふた」、「階み」共にそれぞれ存在します。
例えば、一番身近な「階ひと」で言えば、伝訣では具体的には「組場帯功」をすることが出来るように能力を授けられます。
画訣を受講すれば、「貫頂、開天目」が出来るように力を渡されます。
観訣では、「観る」力が飛躍的に大きくなります。
今年の四月に全国の修練者に一律、無償で功力の増大が行われた「開三門毛孔竅穴」のように、日之本元極の功法全般に底上げ的に功力が上がってきています。
今回の夏至講座で開催された「階ひと」伝訣や、「階ひと」画訣の受講者は、一年前程の受講者に比べ、明らかにその帯功、貫頂をする力が強くなっています。
特に「階ひと」画訣講座は、今年の三月「春分講座」から功力が追加して渡されるようになった為、「貫頂・開天目」をする力は格段に大きくなっています。
人の為、社会の為、有意義にそれらの能力を活かして戴きたいものです。
(つづく)
元極功法習い始めの頃―遠隔送気(5)
おでこの真ん中に左手が引っ付いてしまって、取れなくなったAさん。次から次へと大変なことが起こってきました。30分ほど引っ張っていたら、「ベリッ!!」と音がして、手が剥がれたそうです。
その様子を聞いて、私は直感的に「天目」が開いたのではないかと思いました。
元極功法では、「貫頂・開天目」という、秘法が受け継がれています。この力を持った者に、その功法を施術してもらうと、受講者は皆「天目」が開き、その後の修練によって、潜在能力が開発されやすくなるのです。
その時、私は、まだ「貫頂・開天目」をする力を、師から授かっていませんでしたから、「天目」が開く事は、不思議な出来事でした。
その後、また暫くしてAさんから電話を頂き、
「おっしゃった通り、太陽が肉眼でくっきりと見えました。生まれて初めて満月のような太陽を見ることが出来ました。不思議なことですねぇ。」
本当に驚くようなことの連続で、いささか疲れた様子でしたが、昨日とは打って変わって元気そうなAさんの声が、受話器から伝わってきました。
(つづく)