崇神天皇の第二子と言われても、全く見当も付かないので、調べてみた。
崇神天皇には、三人の后が居られ、御真津比売命(みまつひめのみこと)との間に六人の御子が居られる。その第二子に伊邪能真若命(いざのまわかのみこと)が記載されている。
この御子には違いないが、母親が違うと云われ、正しい母親は、意富阿麻比売(おほあまひめ)と言われるそうな。
今までも神々には、古事記、日本書紀などの多くの間違いや、故意に史実を変えて書かれていることを頻繁に指摘していただいている。
この神の兄、伊玖米入日子伊沙知命(いくめいりひこいさちのみこと)が、第11代天皇
(実質13代天皇といわれる。初代神武天皇の前に、天香具山天皇、天岩戸天皇の二神が存在するといわれ、二神とも女神であられた。)垂仁天皇であらせられる。
奈良・天香具山(近鉄畝傍御陵前駅より東、約1.5キロ)の北側、南側にある天香具山神社、天岩戸神社の祭神(二神とも神社が荒れて満足に祀られていないので、今では橿原<
かしはら>神宮にお移りになっておられる)が、それである。
それにしても、伊邪能真若命(いざのまわかのみこと)の神には、思いがけずお声をかけていただいたことに感謝する次第である。