日神社―5
串本に行く前に、和歌山県白浜町の日神社が、道沿いにありました。存在すら知りませんでしたが、その前を素通りすることがどうしてもできず、Uターンしてお参りさせていただきました。
ご祭神は、天照皇大神とされています。
摂社には、厳島神社があります。
ご由緒
地元の方々は日輪さんと呼んでいるそうです。
六条天皇の時代、仁安二年(1167)熊野別当の後裔の吉田少将藤原範秀が自ら所有する山林を開拓し、伊勢に鎮座する天照大神の分霊を奉齋したのが創祀。従ってこの地は伊勢谷と呼ばれているとのことです。
創建以来富田十二ヶ村の産土神で往古は社領も多く、著名な大社であったが、天正十三年(1585)に兵火にあい、長床、宝蔵、神楽殿が火災にかかって、社領も召し上げられたと言われています。
明治までは若一王子宮と称したそうです。
「環排」の手の形 と気の流れ―3
「環排」という功法で、両手を上に上げたときには、百会湧泉を貫通して、邪気が下に排出されます。
中脈が飽和し、体内の邪気が大量に排出される大切な時間です。よって、この功法中では他の姿勢より、この体勢の時は多めに時間がとってあります。
この姿勢で、手のひらを前に向けたときには、中丹田を通り過ぎて、下丹田あたりで止まってまた、上に上がっていき、湧泉に貫通しません。
せっかく体内の邪気を排出するために、時間を取って修練をしているのに、手のひらも向きだけのことで、効果が大きく後退してしまうのです。
下手をしたら、全く出すことなく終わってしまうかもしれません。しっかり正確な姿勢を取って、功法の持つ本来の効果を教授できるように修練したいものです。
ふくらはぎ
HIROHIROのブログに、「こむらがえり」についての連載があります。 ==> こちらをクリック
こむらがえりとは、ふくらはぎがつることで「こぶらがえり」とも言います。
明日からまた中国に行きますが、今年一月に行ったときに連日山を登ったり降りたりで大変でした。
普段、運動などは全くすることがないので、ふくらはぎがパンパンになって、特に降りるときに痛くて往生しました。
それは、私が爺だからというわけではなく(もちろんそれもあります)、30歳前後のガイドさんも痛い痛いと言ってましたから、コースがハードだったからに他なりません。
「ふくらはぎが痛くてたまらないねぇ。」
と話していたら、ガイドさんが、
「私は、今回のスケジュールがきつくて、今ふくらはぎが痛いけれども、私のお父さんは、いつも私にふくらはぎを囓(かじ)られて痛がっています。」と言います。
一瞬、何を言っているのか判らなかったのですが、次の瞬間、皆で大爆笑でした。
彼女は、「臑(すね)を囓(かじ)っている。」と言いたかったのでした。