へパーデンの関節結節について―指先の働き 3
足の指についても同じ事がいえます。
しかし、足は指先というよりも 足の裏全体、そして足の指全体が関連しています。
これは、人が立って歩くに相応しいように、足の裏を使うと邪気排出が促進して、
湧泉から排泄される、また踵から、足の指先や指の股の部分から排泄される仕組みになっています。
健康で働くための営みとして、働けば働くほど、健身に繋がるように、人の身体が作られています。
指先を動かすことも大事ですが、足の裏全体を刺激する、指先を動かす。これらのことが、足については重要です。
このように足は、爪からも邪気は排泄されますが、足の裏全体から邪気を排泄するように仕組みが作られています。
そういう意味では、步法は、邪気を排泄する上で極めて重要な功法です。
へパーデンの関節結節について―指先の働き 2
手の指先も足の先も 爪が伸びるという現象は、きわめて重要な「焦」の調節をしています。第一関節のすぐ上の部分、指先に爪の製造工場が存在します。
今まで、分かっていなかった事として、爪が邪気を排泄するという仕事をしているのです。
それは、髪の毛も同じように邪気の排泄を受け持っています。
その他、爪や頭髪は皮膚の保護をするというような役割も、忘れてはならないことです。
しかし、邪気を排泄するという爪の働きが、爪の存在の根本にあるのです。
爪が邪気を排泄するために、爪の根本に邪気が集まるように、排泄通路が造られています。
これらに通過障害が起きた場合は、爪の製造場所に、汚染物質、邪気がたまって、炎症を起こす。炎症を起こしたことによって、その結合組織が乱れてくる、細胞の循環、新陳代謝が乱れるということが起きて、それらに停滞と、鬱滞、鬱血瑠などがおき、たまって、症状は悪化の一途をたどっていきます。