揚げ浜式製法では、この大量の薪で塩を煮詰めます。
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塩田に行きなさい。 塩の力―4
これまでは、天地のエネルギー、海の原点のエネルギーが、「海のまなみ」には、あったわけで、所謂「天・地」のエネルギーが備わった「海のまなみ」でした。
今回さらに、人が生み出した力が加わり、「天・地・人」のエネルギーが揃った、万能の力を備えた塩ということになります。
この「海のまなみ」は、非常に重要な食生活の基盤を受け持つことになりますし、それ以外にも祓い清めるという使い方も 多く使われてきました。
そこに、「人の邪気・想念などにも祓い清める力が作用する。」こういう力を兼ね備えるということです。
人の情念、人にまつわる邪念、濁気、そういうものに対して、食べてもよいし、撒いても、身体にかけても、使えるということです。
人の想念に関する はらい清めの作用は特徴的に強まっています。
それは、今では失われてしまった、人の歴史の中で塩を使って活用してきた、 塩の文化なのです。
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塩田に行きなさい。 塩の力―3
精神的な邪気の排泄は、どんな場面でなされますか?
食べるよりも むしろ風呂での使用の方が、精神的な邪気を排泄するには有効でしょう。
それは身体に、吸収されて作用する塩は、毛孔竅穴からの方が、吸収しやすい特徴があります。
もちろん、精神的な邪気が排泄された時には、後の処理に気をつける必要はあります。
その作用は、元極修練者には、より顕著に見られることになります。
だれにでも、作用しますが、毛孔竅穴が呼吸するかのように働いている元極修練者には、その傾向が強くなります。
根本的なところで、人が塩に出会い、塩を創り、塩を生活の中に活用できた喜びが、エネルギーとなって力になっていますから、既に述べたような精神的な問題にはもちろん効果はあります。
更にこれに伴って、塩が文化を生み出す様に、また様々な場面で活用されてきた様に、人の力がこれに、加わります。
塩が、人の生活に活用されてきた、その原点にまで、さかのぼって、人と塩との営みの力が加えられます。
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塩田に行きなさい。 塩の力―2
「海のまなみ」は、どのように、かわりますか?
初めて、海の水から塩を創ったときの喜びが加わります。これは、大いなる事です。海の水から塩を創った喜び、そして、初めて塩が出来たときの感激の気持ち、喜びの気持ちが、他の精神的な邪気を排泄することになります。
邪気は、身体の邪気も多かったのですが、塩が喜びのエネルギーを得て、身体にはいるとすると、その塩は、押し出すかのように、気持ちから精神的な邪気を排泄し始めます。
古来より、塩は貴重品として、神の御前に備えられるほど、珍重されました。
神殿に塩を飾る起源は、それほど重要なモノであったことを現しています。
古来より、塩は、珍重されるべきものであったのです。
そういう意味で、「海のまなみ」にもエネルギーが付加されましたから、味の違いが分かる者には、明確な違いが認識出来るでしょう。
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塩田に行きなさい。 塩の力―1
繰り返し、くどくも塩について
神より「塩田に行きなさい。」と言われました。他の用事で能登半島に行ったときのことです。
塩は、生命にとって重要な物質です。その「力」を渡しますから、塩の製造工程を見てきなさい。具体的に、全部を知る必要はありませんが、塩が古代からどう創られて、その製法はどうなのかを見てきなさい。
能登半島には、原始的とも言える「揚げ浜式製塩法」や「入り浜式製塩法」が、今でも行われています。
揚げ浜式の塩づくりは
大地の力、太陽の力、煮詰める力、人の労力などあらゆる力が総合された結晶の塩となっています。その力が今後、あなた方の塩に反映されます。
「海のまなみ」に、反映させるという事もありますが、それだけではありません。
今後、あなた方が混乱の中を生きていくための塩づくりのルーツでもあり、ルートになります。
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海水から創った塩を取ったときに、体内の邪を排泄できるか(2)
前回申し上げた、塩の排泄物を押し出す、排泄する働きというのは、塩の塩辛い成分にあるというよりは、その塩辛さは、排泄するエネルギーの結果の味なのです。ここを誤解してはいけません。
「海のまなみ-食用」よりも「海のまなみ-祓い清め用」の方が、塩辛いことでご理解いただけるでしょう。
けれども、その塩辛さに準じて食道や胃などの粘膜が、縮こまるということが起きますから、一度に大量に摂取すると、それは通過域の粘膜が縮こまって荒れる事になります。
これらのことが、塩分をたくさん取る食生活によって、癌が発生しやすいという事実に結びついたわけです。塩分の濃さは、邪を排泄する力に正比例をします。 邪を排泄する力は、塩気が強ければ強いほど、その力を高めます。
邪を排泄する塩の力は、無形の臓器に働き、身体から悪いものを排泄するように、働きかけます。これは、塩の粒の周りにエネルギーの放たれるオーラのような力(パワー)があって、その無形の力が身体に入ることによって、働きかけるものです。
ですから、塩を取る生活というのは、健康を保つ上でも重大なことになります。
では、「海のまなみ」は、身体にどう働きかけるのかというと、身体にエネルギーを補給しながら、邪を払う作用も同時に併せ持ちます。ですから、排泄する力はより強くなり、そして、排泄できない体力の者でも排泄が出来るということになります。
このことは、通常の三元エネルギーの付加されていない塩では、あり得ないことなのです。 (完)
海水から創った塩を取ったときに、体内の邪を排泄できるか(1)
塩を取ると邪気・濁気を排泄できる可能性はあります。
何故可能性という言い方をしたかというと 汚れた身体に塩が入り排泄しようとしても、その身体に、排泄する力、エネルギー、パワー、がなければ、それは、排泄できずに、ただただ、塩の排泄物となって、身体に溜まることがあります。
それによって、よどみ、停滞して、身体に溜まっていくという悪循環が引き起こされます。これが、いわゆる浮腫ということです。ですから、排泄する力のない者、病気の者、排泄する力の弱い者は、塩気のもの、塩分を取ることが身体に悪いといえます。
海水から創った塩は、無形の臓器(人の身体は、有形の肉体と無形の肉体が重なって出来ています)にも働きかけます。海から造った塩というのは、NaClというような化学物質で解析できるものばかりではありません。解析できる物質としてではなく、祓い清めの力や押し出そうとする排泄のエネルギー(力)作用を持ちます。
塩そのものに、祓い清める力があるのです。
塩を取れば、悪いものを押し出す無形のエネルギーが身体にはいり、身体から悪いものを押し出す事が可能になります。
何か、他の物質と結合するとか、何かと出会うとかではなく、身体から塩というパワーを入れると押し出すパワーによって、排泄されるということです。それは、まさしく、無形の塩のエネルギーなわけです。
(つづく)
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