原始的な方法で加工や合成して、一つの成分だけの抽出を行わないのであれば、
健康食品として、おだやかな作用をしますから、大きな問題はありません。
科学的な技術が安易に発達したことによる弊害といえるでしょう。
食品の考え方は、腹が空いているときに、食べるとうまいし、
腹いっぱいなときに食べても旨くない、という原則から考えて下さい。
つまり、欠食している者には、足りない物を補うことは有効ですが、
充足している者に足しても、有り余る補給は有害です。
海音(中国の元極修練者などが中心になって、張先生の指導の下、作られた中国湖北省の健康食品会社)の健康食品についても、
これらのことがあてはまります。
しかし、余分にとっても構わない「螺旋藻(らせんも)」なども、あります。
今、あなた方が、手にしている海音の健康食品については、あまり問題がありません。
きわめて、問題になった石鹸の小麦粉の成分については、有効成分だけを科学的に抽出して、
有効だからと高濃度に使っていたことが、大きな原因のようです。
すべての薬品の基本的な考え方は、この例と同じなのですから、注意するべきです。
つまり、科学的な方法で合成したり(殆どの薬品・薬剤がそうです)、精製・抽出した物は不可で、あまり使用しない方が良いという事ですね。