応神天皇がスサナルの大神より、6次元以下の総指揮を執る神の座を譲り受け、その座に着かれるに当たり、先ず高山・新宮神社にお入りになりました。そして、その後全国の八幡神社に鎮座ましまされたことをお伝えしました。
同時に今までスサナルの大神、いわゆる建速須佐之男の神(たけはやすさのおのかみ)、素盞嗚尊(すさのをのみこと)、神素盞嗚神(かむすさなるのかみ)、
牛頭天皇(ごずてんのう)、八千矛の神(やちほこのかみ)等の名で祭神として祀られている神社に応神天皇もお入りになり、その重責に着かれることとなります。
このことは、神社の存在が、神自体を祀るものではなく、神の役割に沿って、つまり神の坐の存在がそこに定められていることを顕します。
分かり易く言えば、神社とは役所のようなもので、そこの長が変われば、その場所に新たな長が入ると云うことになります。
スサナルの大神も勿論、祀られていますから、従来通りそこに依拠されています。
しかし坐の実権は、応神天皇に移っているということです。
それら実権移行の神社を具体的に言うならば、八坂神社、須佐神社、須我神社、氷川神社、熊野本宮大社、日御碕神社、八雲社、天王社、祇園社、熱田神宮などです。