「あおいとり」さんのブログに、「金木犀」の事が書かれています。
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私は今から18年ほど前に、その金木犀ではなく、銀木犀に深い思い出があります。
これらの木は、元々中国原産の木で、銀木犀の方が原種のようです。
金木犀は金色というより山吹色に近い花で、葉の縁はするっとなめらかです。
銀木犀は、花が白く、葉の縁はぎざぎざになっています。
双方とも花に香りがありますが、銀木犀の方が若干おとなしい香りがします。
花の色のせいか、金木犀の方が圧倒的に好まれているようです。
この文章を書くにあたっても、「金木犀」は一発で変換されますが、
「銀木犀」は変換されません。
私も、東京に住んでいた18年前には、金木犀しか見たことがなく、
銀木犀の存在を知りませんでした。
私が元極を始めて、一年少し経った頃、時折全身から白檀の香りがするようになりました。
白檀の香りというのは、伝統的な元極功法の香りといわれるものです。
その勢いは凄まじく、「ボンッ」といった感じで、
突然部屋中がその香りで満たされました。
自分でコントロール出来るわけではなく、
いつそうなるのか、何故そうなるのか、その規則性は全く掴めませんでした。
そうした状態が数ヶ月続いた九月の末に、その臭いが当然予告もなく、
「白檀」から「金木犀」らしき香りに急変したのです。
「金木犀」らしき香りとは、金木犀の香りによく似てはいるが一緒ではなく、
もっと優しい香りだったからです。
自分でも、その「白檀」から「金木犀」への香りの変化の原因に全く心当たりがありません。
生活や心のあり方に大きな変動があったわけでもなく、
「不思議だなあ、おかしいなあ。」と十日余の間、過ごしていました。