波自加彌(はじかみ)神社大祭―2
御由緒書きに、御祭神は「波自加彌神」とあります。
初めてお聞きする神名なので、摂社「甚平堂」に祀られている武内宿禰の命にお聞きしてみました。
この神は、日本最初の大臣になられ、五代の天皇に仕えた(正しくは、景行、成務、仲哀、神功、応神、仁徳の六天皇)方と伝えられています。
「波自加彌の神とはどんな神様ですか?」
とお聞きすると、
「この本殿には私が祀られています。波自加彌神とは私の事です。」と言われます。
「私は、和方(日本独自の医術・薬学)全般を任され司っています。この神社は、本殿に私が祀られ、
甚平堂には、和方における私の部下が祀られています。」
と、おっしゃいました。
波自加彌(はじかみ)神社大祭―1
6/15は、波自加彌神社の大祭でした。
生憎、開催時間の14時直前から雨が降り出しましたが、
大勢の方々がご出席されました。
この神社がいかに皆さんから愛されているかが分かります。
波自加彌宮司の祝詞もご立派!!
竹之内宿禰の神も
「一生懸命な神主だ。」と褒めてみえました。
大祭ということで、神功皇后の神や応神天皇の神も
おみえになっていらっしゃいました。
下の写真のように、いっぱいお土産もいただいてきました。
生姜湯もとってもおいしくいただいてきました。
おっといけない、最後になっちゃいましたが、ここの神社は日本唯一、
香辛料の神をまつっています。
「生姜」の古名を「薑(はじかみ)」と言うのだそうです。