今月初め(2009.09)、始めて通る道を運転していた所、ある神社の前を通り過ぎた。
通り過ぎるとき、「おやっ?」と思ったが、行き過ぎてしまった。
通り過ぎてから、呼び戻されている気がしたので、少々「面倒だなあ。」とは思ったが、引き返した。
古麻志比古神社という聞いたこともない社であった。
「何用ですか?」と問うと、
古麻志比古神社に坐(い)ます私は、霊能者との交信を司っている神達を総括するような立場にあります。
と、応えられた。
人と神との 交信を司る、霊媒師や霊能者たちは、我々の大切な伝達手段として昔から存在するものです。
神との通信手段を渡されている者の多くは、女性です。彼女たちは実に、率直に神の言葉を受け取り、それを相手によって、歪めて言うような者も中にはいますが、ほとんどの者達は、率直に伝えることが出来るようです。
もちろん出鱈目な伝え方をしている者には、すぐさま、神からの伝言は、されなくなります。そういう意味で、霊媒者として、長く勤めている者は、それなりの功績を挙げているのです。
そういう者が、数多く日本全国に存在すると云うことは、我々の交信手段を伝える上で、非常に有益です。その者たちを「巫女」と総称して私は、長く統括してきました。
というような、不思議な話があったのだ。
(つづく)